魂布 - TAMAFU -
それは、魂の光を織りなす布。
布は、ただの素材ではありません。
それは、自然と人と魂の記憶を宿す、
非言語の祈りであり、命の波動を包みこむ媒体。
魂布は、草木や大地の恵みから命をいただき、
季節の気配と、野草の記憶と、宇宙のリズムを映し出しながら
一枚一枚、手で染めて、手織りで織り上げていく布です。
「この世界に私が見ている光は、たしかに存在している」
ということを、誰よりも私自身が確かめるための行為。
この布たちは、
あなたの空間に、時間に、魂に、
**静かな共鳴をもたらす光の“在り方”**です。
表現するのは──
- 季節と野草の命の循環
- オーラのゆらぎと魂の光
- 地球と宇宙が交差する、一瞬の美など
「たまふ」に込めたもの
魂布〈TAMAFU〉という名前には、
**“魂が宿る布”**という願いが込められています。
布は、時間と空間の境界を柔らかく包むもの。
過去と未来を、非物質と現実を、
個と宇宙を、ふんわりとつなぐ“ヴェール”。
その中に、私が生きてきた記憶、
積み重ねてきた祈り、
今、この瞬間にしか現れない一滴の光を宿しながら、
この布を、あなたに、世界に、そっと差し出します。
魂布は、あなたの“生き方”に寄り添うもの
あなたがあなたとして存在する空間に、ひと筋の“光”として、そこにあるもの。
そんな布作りを目指しています。
- 魂の振動と共鳴する一点もののオーラ布
- 7つの光を表現したプリズムタペストリー(Prism Veil)
- 季節や野草を染め込んだ生命の布
- 静かに“ただ在る”ことを許す空間の祈り布
ネイチャーアート〜自然と宇宙をアートする
活動ステートメント
自然の音に耳を澄まし、
宇宙のエネルギーの震えを感じ取り、
その響きの余韻を、布という詩に変えてゆく。
季節ごとの植物たちと静かに対話し、
草木と鉱物の粒子、
そして月と星の配列、大地のリズムに身を委ねながら、
自然が放つ“光の色”を、布へと落とし込んでいく。
その布は、
ただの素材ではなく——魂の記憶を宿す、地球の破片。
私はそれを、最後のひと欠片まで使い尽くし、
やがては土へと還していく。
“纏う”という行為そのものが、
祈りであり、循環であり、自然との共鳴なのだ。
私は、暮らしの中に息づくアートを提案する。
それは、日常を彩るものではなく、
日常そのものを“アートとして生きる”ための布。
光の色を纏い、
自然と宇宙とともに存在するための衣。
それが私の創る、魂の布——TAMAFU。
魂織 TAMAORIと魂染TAMAZOME
魂織 –TAMAORI
── それは、「糸の記憶」と「存在の振動」を織り合わせる祈りの行為。
魂織が扱うのは、時間と命の交差点。
縦糸には“時間の流れ”が、緯糸には“魂の息吹”が織り込まれる。
ときに絡まり、ときに不揃いな糸たちを、
そのまま受けとめながら織ることで、その瞬間のエネルギーと意図を織り込む布。
今の時代は、機械で簡単に美しく整った布を製造することができるのですが、
どんなに高級な素材を使っても、どんなに繊細な糸を使っても、機械で作られた布には、光が宿ってない・・驚くほどに宿っていないのです。
手で織るという行為は、織り手自身の瞑想と今ここへの集中する精神の落ち着きと時空を超える感覚へと誘いますが、そのようにして織られた布には光が宿る・・
「織る」とは、
“今ここ”の意識を、物質世界へと定着させる祈りである。
魂染 – TAMAZOME
魂染(たまぞめ)が扱うのは、
この地上に静かに息づいてきた「ふたつの命の記憶」。
🌿 草木染め
── 植物がその身に宿した、季節の記憶と太陽のリズム。
風に吹かれ、雨に打たれ、大地に根ざして生きてきた草花の命は、
淡く、優しく、でも確かに、私たちの内側の感情に寄り添ってくれる色になる。
草木の色は“感情の呼吸”そのもの。
⛰️ ベンガラ染め
── 鉄と土に宿る、大地の記憶。
何億年もかけて地球が生み出した酸化鉄の色は、
深く、重く、静かで、私たちの**“核”となるエネルギー**と響き合う。
それは自己の深層に触れるような、根の色。
草木染めは植物との対話、ベンガラ染は鉱物との対話・・魂布の染めでは、天然の染料のみを扱います。
魂布〜TAMAFU Re:birth 〜
魂布TAMAFU 再生アート・プロジェクトとは
始末の美学
TAMAFU Re:birth(魂布リバース)
忘れられた和の布たちを、現代に蘇らせる再生アートプロジェクトです。
布にもう一度、命を吹き込むための“祈りの継承”です。
私はなぜか、「捨てられるもの」たちに、いつも意識が向くのです。
もったいないの精神が強いのだと思います。
野に咲く野草や、見捨てられた布たち、行き場のない羊の毛など、そういうものを
再生し、私たちの生活を彩るものにする時、とてもワクワクするのです。
和の布が語るもの
── 職人の祈りと、時間の芸術
日本の着物布は、ただの“布地”ではありません。
それは、人の手と心と祈りによって織り成された、時間そのものです。
一本一本の糸が、選ばれ、染められ、織られ、
そこに込められるのは、熟練の技術と、無言の精神性。
──「愛し尽くして、見送る」という日本の精神
魂布リバースが掲げるのは、古来日本に息づく「始末」の思想。
それは“物を最後まで使い切る”というだけでなく、
“魂あるものと共に生き、丁寧に別れを迎える”という美学です。
効率と消費の時代にあって、私たちは大量に生産すること、消費することには一生懸命ですが、大量に所有したものに埋もれ、手に負えなくなっているのに、日々、忙しく駆けずり回ります。
そして、今度は断捨離ブーム。大量に所有し、かと思うと今度は大量に捨てる。
でも実は、持っているものたちに新たな生命を宿すことはとても楽しいことで、
心と体の癒しにもなるものなのです。
裂き織りと糸紡ぎ
最後まで使い切るという精神から生まれたであろう、裂き織り。
布を裂いて、糸にして、緯糸として織っていくことで、とても表情のある布ができあがります。
また、行くあてのなかった羊毛をたまたま譲り受けたことから、羊の毛から糸を紡いで布を織るということにも挑戦し始めました。
絹糸から織る繊細な織物に対して、裂き織りや羊毛で織る布は、とても個性があり、無骨でもあり、でも生活に根付く温かみがあります。
そして、捨てられるはずだったものを再生する喜びと、単なるリメイクには終わらない、
最先端な洗練された表情も見せてくれる布たちです。
魂時間アート
魂布TAMAFU プロジェクトについては、現在準備中です。
活動のご案内まで少しだけお待ちください♡
魂時間を生きる